【HOWL グループファッションショー】参画6ブランドのランウェイルックとインタビューが到着

【HOWL グループファッションショー】参画6ブランドのランウェイルックとインタビューが到着 渋谷 最新ニュース

株式会社そごう・西武と株式会社フレシュールの協賛を受け、初開催となる本イベントは2023年8月29日(火)渋谷西武モヴィータ館7階にて開催され、バイヤー、プレス、ファッションデザイナー、インフルエンサーなど多くのファッション業界人が見届けた。

届いたばかりのランウェイルックと共に、参画デザイナーへのインタビューをお届けいたします。

【デザイナーへの3つの質問】

  1.  すべてのデザイナーには成功と失敗があります。あなたを前に進めてくれた重要な失敗体験を共有していただけますか?
  2.  その経験から 得られた教訓や、新進のデザイナーに提供したいポイントは何ですか?
  3.  今後5年間で、あなたのブランドをどこに位置づけたいと思っていますか?

Atom

デザイナー阪田トムと光野蒼生によるファッションブランド。

広島出身である背景から災害や戦争による災禍を経て現在の平和があることを忘れず、未来の平和を願うという想いが(AToM/原子)ブランド名に込められている。

ブランド名の由来はブランドの設立者である阪田 トム(sakata tom)と光野 蒼生(mitsuno aoi)の名前に共通するアルファベット(atom)が由来。


1. 2022年の8月に行った初めての受注会です。

ブランドを立ち上げてから初めての受注会だったので、商品制作、撮影、宣伝…など、慣れないことが多かったです。特に撮影や宣伝で商品の魅力を伝えることは困難でした。

私達は、これまで服を作った経験はありましたが、写真撮影や宣伝方法などのノウハウは無く、8月の受注会では、自分達以外のカメラマンの方や販売員の方などに頼ることが多く、私達の表現したい世界観や価値観を満足の行くレベルで表現する事が出来なかったと感じています。

2. 表現したい世界観や価値観を100%伝えられるのは、それを作った本人しかいないということです。

服を作る時は頭の中で色々な事を考えて作ります。空想の人物を思い浮かべて、その人物はどんな服を着ているかと考えて作ったり、自分達が着たいと思うものを作ったり、自分の感性に任せて直感で作ることもあります。

服を作る過程の中には、言葉で表現することが出来ない、その人自信の感覚的なセンスが存在すると思います。

このことに気付いてからは、自分達だけで商品制作、写真撮影、宣伝に取り組むようにしています。

その度に自分達の力不足を感じていますが、自分達が表現したい世界観を表現するためには、自分達自信が成長することが1番の近道だと思います。

3. 自分達が追求したい事をとことん追求していき、確固たるブランド力を確立するブランディングをしたいと思っています。

これまで色んな服を見たり、色んなブランドを見てきましたが、最近はひと握りのブランドを除いてどれも同じに見えると感じてしまいます。その数少ないブランドの中にのめり込めるようなブランドでありたいです。

ファッションブランドを維持する上で、市場の要求に適応することは重要である、ということは理解していますが、多くの人に売ることを考えて作っている服には、感覚的に嫌悪感を抱いてしまいます。

売ることだけを考えて服を作ってしまうと、私達の信念を曲げることになってしまいます。

今後5年間で私達がどうなっているのか、イメージすることは困難ですが、何があっても、これからも自分達の作りたい物を作っていきます。

Official site:https://atom-hiroshima.stores.jp

Instagram:@atom_hiroshima

MeltRose

アメリカで立ち上げたCreative Teamです。

僕たちのモノづくりの根底には「古着」があります。2人ともが古着にのめり込み、アメリカで毎日スリフトやヴィンテージショップを回っていました。それが僕たちの服作りの基盤であることは間違いないです。

僕たちが「古着」を愛してきたように、僕たちの服がいずれ30~40年後にどこかで掘り出され、それがその時代の人たちの胸を掴む。そのようなモノづくりを続けていきたいです。

僕たちが「古着」に魅了されたように、僕たちが作った服を手に取った次世代の若者たちが、感銘を受け、より良いモノづくりを始める。そんな未来を築いていきたいと考えています。


1. まだ駆け出しの段階なので今のところ失敗もないですし、大きな成功もありません。だから僕たちは今自分たちの目標に向かっている最中です。その過程でたくさんの失敗があると思いますが、一つ一つ乗り越えて成長していこうと思います。

2. 自分たちの作りたいものをブレずに作る。これに限ると思います。

3. 5年のうちに、ものづくりのクオリティーを底上げしてアイテム数のローンチ数を増やし、楽天ファッションウィーク東京公式のスケジュールに乗るようなブランドになることです。

Instagram:@meltrose_________

YONLOKSAN

“PLUS WIT”をコンセプトに、ありそうでないものを模索し提案するブランド。

NEO CLASSICというキーワードで、新しいヴィンテージを提案。着たいと思う方に着て欲しいという思いから、サイズ展開やデザインで体型や性別をできるだけ制限しないことを目標としている。

ブランド名の由来となる野球のディテールを用いた定番アイテムも。

Official site:https://yonloksan.stores.jp/

Instagram:@yonloksan

zwei

自分をコーティングする服

SNS時代の今。世の中に認められる、承認欲求を満たす道具ではなく、どんなに傷つきやすい時代でも、例えみんなが認めてくれなかったとしても、自分だけは認めてあげて欲しい。

外からの攻撃から守り、自分自身を芯から強くしてあげて欲しいと言う意味を込め自分をコーティングする服というコンセプトのもと服作りをしています。その上で新しい自分を見つけて欲しい。

コーティング(色、素材を変えてみること)によって今の自分を残しつつ新しい自分も見つけられるような服作りを目指しています。

デザイナー:渡辺祐万、石塚瑠果

Instagram:@zwei__official


Syokanyururito

ラッパー、アーティストとしても活動するみつはしあきによるファッションブランド。

生活の中で蓄積される違和感や恐怖、記憶や死生観をもとに、刺繍や編み物、コラージュなどのハンドワークを主として服を作る。

1. 現在進行系の課題ではありますが、スケジューリングが苦手で毎回何かしら失敗しています。

反省と後悔を抱えながら、次はもっと上手くやろうと闘志を燃やしています。

スケジューリングが上手く出来ないと当然周囲の人に迷惑がかかったり、納得いく作品に仕上げられず後悔する事になります。また、イレギュラーな事態が起きたときにセルフカバー出来る臨機応変さや冷静な判断力も必要かと思うので、デザイナーとしてあらゆる場面を経験する事が大切かと思います。

3. 1点物の特別感やハンドワークの持ち味を維持しながら、自分のブランドに合ったビジネススタイルを確立させて行きたいです。

Instagram:@mitsuhashiaki

OmiOmi

心に夢のような感性と反骨心を併せ持つ、ちょっと変わった人たちのために。あなたの心をとろとろに溶かしてしまうようなブランドです。少し幼稚でロマンチックな心を持つ繊細な人たち。可愛さの中に安らぎを感じながらも自分の鋭い強さを見せることを恐れない人。人々は病気、性別、人種や立場などは関係なく、このブランドの服をかっこいい鎧のように着ることで少し奇妙な可愛さと共に普通という概念に挑むことができます。

1.何事も失敗とは考えず、ブランドの旅路における障害であり、そこから学び、挑戦しようとしているだけです。私の一番の失敗は、自分自身と資金です。リソースは限られているので、今あるものを作り、自分自身を奮い立たせるためにベストを尽くしています。また、私は完璧主義者で、細かいことに気を取られがちです。しかし、同じマインドセットで、自分のブランドのためにベストを尽くせるよう、最高のアウトプットをしていこうと思います。

2. 私自身もそうですが、多くのクリエーターは失敗やミスにとらわれてしまい、全体像が見えなくなってしまうと思います。難しいことだと思いますが、その視点を変え、失敗から学ぶことで、ブランドはさらに磨かれていくと思います。

3. ブランドの成長を見守り、変化し続けながら、懐かしさも忘れないようにしたい。それと同時に、より大きなオーディエンスにリーチできるようになり、私のブランドのビジョンをより多くの人々と共有できるようになりたいと思っています。

Official site:https://www.omi-omi.com

Instagram:@omiomi.co

引用元

【HOWL グループファッションショー】参画6ブランドのランウェイルックとインタビューが到着
House合同会社のプレスリリース(2023年8月31日 18時28分)【HOWL グループファッションショー】参画6ブランドのランウェイルックとインタビューが到着
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